「移籍の噂」vol.22　～着実に進める最終ラインの刷新～

サッカーを専門に扱うイタリアの大手メディア「Calciomercato」から、カルチョファンが興味を引きそうなニュースをpick upするコーナー「移籍の噂」。

 先週1/21（日）のラツィオ戦で守備時には4+4の2ラインブロックを敷く「4-2-3-1」という強力なオプションを手に入れたユベントスとアッレグリ監督。これからチャンピオンズリーグ・ラウンド16やコッパイタリアと大事なゲームを控えているが、どこまでこのオプションが通用するのか楽しみだ。その裏では早くもフロントが来シーズンの構想を描いており、この冬の移籍市場に引き続き”最終ラインの若返り”がメインテーマとなっているようだ。

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 ・ユベントスはサッスオーロからリロラを今シーズン終了後に呼び戻しか？

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イタリア紙『トゥット・スポルト』によると、ユベントスは今シーズン終了後にサッスオーロからRSBポル・リロラ(19)の呼び戻しに動くかもしれない。

サッスオーロはユベントスの下部組織出身であるこのスペイン人を今シーズン開幕前に2年間のローン移籍で獲得している。しかしユベントスのフロントは今シーズンの彼のパフォーマンスを評価しており、今シーズン終了後にサッスオーロ側に180万ユーロを一括で支払うことで呼び戻すプランが浮上しているようだ。

ユベントスは今シーズン終了後の移籍市場で最終ラインの若返りを図るものとみられている。RSBステファン・リヒトシュタイナー(33)やダニエウ・アウヴェス(33)は既にベテランの域に達しており、2,3年後にチームを去る可能性があるためバックアップ要因としてこの19歳の呼び戻すようだ。

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今シーズン途中での3バックから4バック変更、そしてアタランタからCBカルダーラ(22)を来シーズン終了後に獲得することで合意を取り付けたこの冬の動きを考慮すると、BBCに頼れなくなる瞬間（とき）はそう遠くないはずだ。現段階で言及するには早計かもしれないが、その事実を察知しているフロントの来夏の動きに期待したい。