「移籍の噂」vol.14 ~同年代のライバルたちに追いつく絶好の機会~

サッカーを専門に扱うイタリアの大手メディア「Calciomercato」から、カルチョファンが興味を引きそうなニュースをpick upするコーナー「移籍の噂」。


この夏に1億ユーロを超える破格の移籍金でマンチェスターユナイテッドに移籍したポグバ、ボール奪取力を武器にユベントスの中盤の選手層に厚みを持たせているレミナなど同年代がビッグクラブで存在感を見せている。その同年代に少し遅れをとっている印象があるジョルダン・ヴェレトゥにも自身のキャリアを飛躍させる絶好の機会がやってきそうだ。

 

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・ユベントスがジョルダン・ヴェレトゥに獲得オファー提示か


今シーズン、アストン・ヴィラからサンテティエンヌへローン移籍中のジョルダン・ヴェレトゥはユベントス移籍を決断するかもしれない。「Calciomercato.com」の二コラ・バリス氏によるとユベントスがこの23歳に獲得オファーを提示したようだ。

彼はポール・ポグバ、マリオ・レミナ、ジョフレイ・コンドグビアと同年代であり、各年代別のフランス代表にも選出されてきた経験を持っている。2013年のFIFA U-20ワールドカップではフランス代表の優勝に大きく貢献し、ユース時代から所属していたナントで自らの能力を開花させると、昨シーズンはそのナントからアストン・ヴィラへの移籍を果たした。しかしそこでは自身の結果を残せず、チームもシーズン終了後に2部チャンピオンシップへの降格を余儀なくされた。そして今シーズン、彼はレンタル移籍で再びリーグアンの舞台に戻って来た。

この冬の移籍市場では強靭なフィジカルを武器にしたミッドフィルダーの獲得をユベントスは狙っており、特にセヴィージャのスティーヴン・エンゾンジが候補に挙がっている。一方、ジョルダン・ヴェレトゥは中盤から前線へのパスセンスに定評があり、将にアッレグリ監督が好むタイプだ。ジュゼッペ・マロッタGMやファビオ・パラティーチSDも彼の獲得を考慮しているようだ。


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サンテティエンヌへのレンタル移籍は今シーズン終了後までとなっており、買い取りオプションは盛り込まれていない。更に現時点で彼の獲得を狙っているビッグクラブがユベントスのみであることを考慮すると、中盤のバックアッパー要因として今シーズン終了後に獲得する可能性が非常に高い。

あとは昨シーズンにナントからアストン・ヴィラへの移籍金が約700万ポンドと少し高額なのでどこまでアストン・ヴィラが値下げに応じてくれるかが焦点となるだろう。



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