「移籍の噂」特集 ~冬のメルカートの主役は!?~ vol.1

1月の移籍市場が開くまであと1週間ほどに迫った。
本格的なメルカート時期を迎える前でも、様々なメディアが選手の代理人やクラブ首脳陣による水面下での動きを報道している。信ぴょう性の有無は別にしてそのような記事を見ることを1つの楽しみにしているフットボールファンも多いはずだ。
今年の冬はどの選手がメルカートを賑わせるのだろうか。サッカー専門のイタリア大手メディア「Calciomercato.com」から注目の選手を今回は特集記事としてpick up!
第1回は12月ユベントスに敗れるまで公式戦7連勝を記録し、現在テーブル上でEL出場圏を争える位置につけているアタランタの快進撃を支えている3人の若武者が登場。
今将にベルガモにビッグクラブのスカウトの視線が集まっている!


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1、フランク・ケシエ

昨シーズン、チェゼーナで頭角を現したこの19歳のコートジボワール人は今シーズンのセリエAでブレイクしている。その姿は昨シーズン18歳という若さにしてセリエAに挑戦し、その舞台でいきなり自分の力を証明したアマドゥ・ディアワラに重ねることができる。

当初はユベントスやナポリがケシエの獲得を狙っているという噂があったが、プレミアリーグの多くのクラブが彼の獲得に興味を示しているため、獲得に必要な移籍金は高騰しているようだ。今夏、チェルシーやバイエルンミュンヘンが獲得を狙っていたもののナポリに移籍したディアワラと違い、ケシエはイタリア国内の強豪ではなく、巨額な移籍金でプレミアリーグをはじめとする海外のクラブへ移籍する見込みだ。



2、マッティア・カルダーラ 、 ロベルト・ガリアルディーニ

ケシエがこの冬にもチームを離れる見込みである一方、3バックの要であるマッティア・カルダーラと中盤で躍動するロベルト・ガリアルディーニというベルガモの若き至宝2人は少なくとも今シーズン終了まではチームにとどまる可能性が高い。

ユベントスは来シーズン終了後にカルダーラを獲得することで大筋合意した。来シーズンでクラブとの契約が切れるアンドレ・バルザーリはそのまま引退する可能性が高く、そのバルザーリの後釜としてカルダーラがレオナルド・ボヌッチやダニエレ・ルガーニと共にユベントスの鉄壁の最終ラインの一角を担うことになるだろう。なお、ボヌッチとルガーニは先日クラブとの契約を2021年まで延長したばかりだ。ユベントスは既にカルダーラの保有権を持っているが、経験を積むためにプロヴィンチャのクラブに留まるという点でルガーニが歩んでいるキャリアに似ている。


一方、ガリアルディーニだが、ユベントスは獲得できる見込みが低いケシエから彼にターゲットを変えたようだ。この22歳はインテルやミランが獲得を狙っていると噂されているが、ミランは中国資本の売却時期がずれ込んでいる影響で獲得レースから撤退する可能性があり、その点ユベントスが有利に立っているようだ。インテルのオーナーである蘇寧グループはアウシリオSDに対してガリアルディーニの獲得を狙うように指示したと言われており、ユベントスは獲得を巡ってそのインテルと競うことになるが、マロッタGMやパラティッチSDがアタランタと良好な関係を築いていることがユベントスにとってアドバンテージとなりそうだ。

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簡単にまとめると、

ケシエ:プレミアリーグの強豪クラブへの移籍が濃厚

カルダーラ:来シーズン終了後にユベントス移籍がほぼ確実

ガリアルディーニ:インテル、ユベントスによる争奪戦。ただ他クラブが割って入る可能性もある

といった感じでしょうか。


第2回はチームでなかなか結果を出せずに苦しんでいる選手を取り上げます、お楽しみに!



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