「移籍の噂」vol.8 ~ゴンサロ ロドリゲスの続編~

サッカーを専門に扱うイタリアの大手メディア「Calciomercato」から気になったニュースを拾って日本語訳する「移籍の噂」第8弾。以前このコーナーでゴンサロ ロドリゲスがフィオレンティーナとの契約延長を合意していないことを取り上げたが、彼の代理人のコメントから新たな展開が!?


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 ・ゴンサロ ロドリゲスのACミラン移籍の可能性を代理人が言及


ゴンサロ ロドリゲスは来夏にフィオレンティーナとの契約満了になるが、まだ契約延長の合意に達していない。彼の代理人を務めるラウール イグレシアス氏は先週、フィレンツェでクラブの幹部と契約延長に向けた話し合いを始めたが、年俸を巡って折り合いがつかなかった。彼はアルゼンチンに戻り、クラブから新たなオファーを待つことになった。

イタリアのサッカーを専門とした大手メディア「カルチョメルカート」のダニエレ ロンゴ氏はイグレシアス氏に独占インタビューを行い、移籍先としてACミランの可能性があるかどうか尋ねた。



あなたは先週フィレンツェでクラブ幹部との会談を行いましたが、クラブとの契約延長を合意できませんでした。クラブとの交渉について教えて下さい。

ー私は先週、フィオレンティーナとの契約延長の合意をするためにイタリアにやって来た。私たちの要求する年俸額はそこまで高くない。ゴンサロは今までと同じ額を要求しているに過ぎないが、クラブ側は今までより25%も少ない額で契約延長のオファーを提示した。彼はおそらく契約延長のサインをしないだろう。


ACミランは彼の獲得に興味を示していますか。

ー昨夏、ACミランからのコンタクトは無かった。しかし冬のメルカート時期が終わる来年2月からは他クラブとの交渉ができる。ミランが興味を示しているならば、喜んで交渉のテーブルにつくよ。現段階では、フィオレンティーナとの新契約にサインすることがゴンサロの優先すべきことだ。彼はフィオレンティーナが大好きであり、フィレンツェの街を気に入っている。だから昨夏は他クラブのオファーに耳を傾けなかったのだ。


モンテッラはゴンサロをミランへの来るよう説得できますか。

ー彼はモンテッラと再び一緒に仕事することを幸せに感じると思う。(リーグ戦で欧州カップ戦圏内に食い込むなど)彼はモンテッラと共にフィレンツェで大きなことを成し遂げた。しかしもう一度言うが、まだミランからのコンタクトは無い。4クラブからオファーは来たが、その中にミランは含まれていない。


どのクラブからオファーは来ていますか。

ークラブ名を言うことはできないが、欧州の2クラブと南米の2クラブだ。フィオレンティーナはこれらのオファーを全て拒否した。今冬のメルカートが終わるまではフィオレンティーナとの契約延長の合意を優先するが、それ以降は他クラブについて話すことができるだろう。


やはりゴンサロ ロドリゲス本人はモンテッラともう一度仕事をしたいのだろうか。思えばモンテッラが3バックと4バックを使い分ける可変システムに彼は嵌っていたような気がする。

ビルドアップ能力のあるCBが来夏にフリーで加入するとなればミランにとっては大きな補強であることには間違いない。また主力メンバーが欧州カップ戦を経験していない若手であることを考慮すると、経験豊富なベテランの加入は確実にプラス材料だ。


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